今回の種と食べると農のラボ@キチムのテーマは 「日本の野菜を研究した青葉高先生からのメッセージ」 青葉高先生(1916-1999) 各地に残されている「在来品種」が、一つの種として生きた歴史を語っていることに着目し、日本に根付いたさまざまな野菜の渡来・経路・分布・栽培・伝承・古い記録などをめぐり、その土地の畑や食文化、さらには風土、までを研究。種を資源という見方だけではなく「文化」として存在していることも軸におき「在来野菜は生きた文化財」と、日本各地の在来品種を調査されてきた方です。簡単な言葉で語りきれないほどの熱量は、関わられたみなさんの声、読んだ本の中で伝わってくるものがあります。 青葉先生をご存知の、山形大学の江頭先生から伺ったことがあります。 「青葉先生は、いつも『僕の声は、消費者に届いていない。』とおっしゃっていた」と。 今の私たちも同じ思いです。文化的要素を含む野菜のおもしろさやおいしさ。 現在の「経済が真ん中にある社会」の中で暮らす私たちに、なぜ必要なのか。 いったい私たちにとって「野菜とは何か」といつも考える時、その軸は、青葉先生の言葉にあります。 その1ページを一緒に感じられたら嬉しいです。 吉祥寺のキチムでお茶しましょう。 日時 6月1日(水)12:00-17:30 *お越しいただいたら、キチムで1drinkのオーダーをお願いします。お茶しましょう。 *ご予約制ではありませんが、いくよーとご連絡いただけたらテンション上がります。 info@warmerwarmer.net 件名『お茶しましょう』 ▶︎ http://warmerwarmer.net/ ▶︎ ラボのこと |