伊藤大助の近代文学朗読会 第八章 名塚佳織


私にとって朗読は…試練…(笑)
何故…声優という仕事を続けられているのか時々疑問に思うくらい実は活字を読むのが苦手で…。我ながらキツい仕事を選んでしまったな、とたまに思います(笑)
ただ、突き詰めていくととても面白い世界で、知れば知るほど難しいけれど、やればやるほど楽しく、やめられなくなってくる。
昔から職人に憧れを持っていたのもあり、この仕事も技術職なのだと気づいた瞬間からとてもワクワクするようになりました。
それでもやはり、朗読には大きな抵抗があり毎回引き受けたは良いものの必ず不安になります…。
というのも、朗読は空間を支配し、テンポ、強弱、息遣い…等、全体の流れを読み手が全て作り上げなくてはいけないから…。
しかも、今回はそれをたった一人で…。
不安にならない訳がない…(笑)
でも、お客様が敵ではないことも知っているので皆さまと一緒に本の世界へ入っていけたら嬉しいです。
世界へ誘えるよう、精進致します。

名塚佳織



近代文学朗読会
この文字を見聞きすると
飴色、眼鏡、緩やかな時間
なんていう感覚と同時に
敷居の高さ、難解、知的、睡魔
も僕には降ってきました

でもこの会では
もっともっと
角度の違う方向からも
楽しんでもらえる
そんな朗読をしたいと思っています

なにかを得よう
なにか感じよう
なにか持って帰らなきゃ

そんなこと考えなしに
あれ、なんだかわかんないけど
近代文学朗読会面白かったな
説明できないけど、、、、
そんな風に

思いつきで
お酒でも飲みつつ
どうぞいらして頂ければと思います

今回のゲストも素晴らしく
僕も楽しみです

野島健児



この近代文学朗読会は、とてもシンプルです。
声優さんに題材を読んでいただき、聴く。
朗読の題材は、昭和までの日本文学作品。
主宰者の一人である私の本業は音楽ですが演奏はありません。一部を除いてBGMもありません。
朗読後の声優さんに感想等お話を伺うコーナーはありますが、変なことは聞きません。
淡白で、飾り気がなさすぎるのかもしれません。

それでも…
声優さんの朗読を目の前で聴く。
この贅沢にこそ最も焦点を当てたいのです。
私自身、朗読会に携わることで、未知の作品に触れたり、作家や作品の新たな側面を知る機会を得たりと日本文学から豊かな恵みをいただいています。

ですが正直なところ、
「あなたの声が聴きたい!」
それが当朗読会の根本にあります。
名塚佳織さん、野島健児さん、御出演お引受けいただきありがとうございます。今から楽しみにしております。

伊藤大助





朗読 野島健児、伊藤大助(クラムボン)
ゲスト朗読 名塚佳織

朗読作品:当日会場にて発表

日時 2020年1月26日(日)
「一度目」
開場 12:15
開演 13:00

「二度目」
開場 17:00
開演 17:45

*「一度目」「二度目」朗読題材は同じになります。


前売 4,600円(1drink込み)*銀行振込
当日 5,100円(1drink込み)
*当日券をご希望の方は開場時間以降に直接お越しください。


ご予約方法
件名を「1/26公演 一度目 or 二度目 or 両方(ご参加希望の回を選んで)」とし、「お名前(ふりがな)、携帯番号、人数、お連れ様のお名前」を添えて、メールにて下記アドレスまでお申し込みください。
<ご予約の受付は終了いたしました。ありがとうございました>

○メールを送信されると自動返信メールが届きます。メールの受信拒否設定をされている場合、キチムからのメールが届きません。設定の変更するかまたは別のアドレスから再度送信してください。再送の際には「再送」とご明記ください。
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○当日は整理番号順の入場となります。 整理番号は予約完了メールにてお知らせいたします。