原田郁子の復活ラジオ - 夏休み編 -
~ユザーンとカレーと私~


前回の『復活ラジオ 』でのこと。私たちは、プロジェクターで写真を投影しながら、アレコレ笑ったりしながら話していた。最後の一枚に、ハラカミさん、ユザーン、原田の写真が写った。その瞬間。

ユザーン「、、、みんな、ハラカミさんのライブみたことある?」「みたいよね!?」

そこから、ユザーンは、もの凄い気迫で、PCの中にあるはずのハラカミさんの音源を探す。

原田「休憩挟む?」
ユザーン「挟まない」

今思い出しても、ビリビリビリ、、、っと鳥肌が立つ。

ユザーン「(PAスタッフに、ハラカミさんの音源を)もっと、もっと爆音で、鳴らして」

そして、ユザーンは、全く予定になかった、ハラカミさんとの演奏を始めた。

あの日、あの場にいたおそらく全員が、その鬼気迫る演奏に、心を奪われた。時空を超えた、二人の再会に、立ち会ってしまったような。

目の前で、発光するように鳴らされる、二人の音楽は、、息をのむほど、、、かっこよかった。

     cape / U-zhaan × rei harakami

10年やってた『胡麻みそズイ』という、しがないインターネットラジオが、意図せず終わってしまって。だけど、一番多くゲスト出演してくれたユザーンをゲストに迎えて、キチムで、楽しく復活できないだろうか。

そうして始めた『復活ラジオ』新春編春分編秋分編。 

年末には、ユザーンの故郷 ”川越” での凱旋ライブ(!)のゲストにも呼んでいただいて、”川越” と “クリスマス”ならではのセッションもできた。

去年は共演する機会が何度もあったユザーンと私は、今年に入って、なかなかスケジュールが合わず(祝日、土日が特に)” cape “のあの時間が、あまりに凄かったので、「しばらく、いいのかな」と思うこともあった。

だけど、6月から始まったクラムボンの全国ツアーのサイン会にて。「ユザーンとのイベント行きました」「今年は、ユザーンとのイベントやらないんですか?」「またカレー食べに行きたいです」「復活ラジオ、復活してください」などなど、あちこちの町で、予想を超えて、たくさんの方に声をかけていただいた。

ありがたい。楽しんでくれていたんだなぁ、と思うと、嬉しかった。

そっかぁ、そうだよなぁぁ、、、やっぱり、やりたいなーーーーーーーーー!!!!!

すぐに連絡を取り合いました。

そして、、じゃじゃん!『復活ラジオ - 夏休み編 - 』 行います!もちろん、ゲストは、ユザーンです。わーーーい。

祝日じゃなくて、平日ですが、(遠方の皆様、ごめんなさい)どうぞお集まりいただけましたら、幸いです。

このイベントのお楽しみは、なんといっても、全員でカレーを食べること!ユザーンおすすめのカレー屋『インド富士子』の小城くんが、今回は、29(肉)の日にちなんだカレーをご用意してくださることになりました。

楽しみだー。

8月の終わりに。待ってます!


原田郁子





出演 原田郁子
ゲスト U-zhaan

日時 8月29日(水)
開場 18:30
開演 19:30

料金 4,300円(29の日スペシャルカレー付き)+ドリンク
*銀行振込み

FOOD:インド富士子(高円寺)
*U-zhaanおすすめカレー屋さんが、全員分のカレーをつくってくれます。わーい!


ご予約方法
<メール予約> 件名を「8/29予約」とし、「お名前(ふりがな)、携帯番号、人数(3名様まで)、お連れ様のお名前」を添えて、メールにて下記アドレスまでお申し込みください。
<定員に達したためキャンセル待ちの受付も終了いたしました。ありがとうございました>

○メールを送信されると自動返信メールが届きます。メールの受信拒否設定をされている場合、キチムからのメールが届きません。設定の変更するかまたは別のアドレスから再度送信してください。 再送頂いた際には「再送」とご明記ください。
○1週間経ってもキチムからのメールが届かない場合、再度ご連絡ください。その際、別のアドレスをお持ちの方はあわせてご明記ください。
○料金は事前振込みとなります。振込みの確認が取れたところで予約が完了しますのでご注意ください。
○開場時は整理番号順の入場となります。 整理番号は予約完了メールにてお知らせいたします。
○一部立ち見になります。あらかじめご了承ください。






原田郁子
福岡生まれ。1995年にスリーピースバンド『クラムボン』を結成。歌と鍵盤を担当。バンド活動と並行して、さまざまなミュージシャンと共演、共作、ソロ活動も精力的に行っている。2004年に「ピアノ」、2008年に「気配と余韻」「ケモノと魔法」「銀河」の4枚のソロアルバムを発表。2010年、吉祥寺のイベントスペース&カフェ『キチム』の立ち上げに携わる。2013年、タイの漫画家”タムくん”ことWisut Ponnimitと共作した音楽とアニメーションDVD作品「BAAN」を発表。2013年と2015年に、劇団『マームとジプシー』の公演「cocoon」(初演、再演)の音楽を担当。クラムボンとしては、2015年、結成20周年を機にメジャーレーベルから独立、自身のレーベル「トロピカル」よりミニアルバム「モメントe.p.」を発表し、流通を通さずライブ会場限定CDにサインをして一人一人に手渡ししていくという”直売ツアー”を行う。更に活動に賛同してくれる販売店募集を開始し、寿司屋、ラーメン屋、塾、鍼灸院など、ジャンルを問わず約300店舗で取り扱いを行っており、新しい広がりを見せている。2017年、クラウドファンディングにて「映画監督・岩井俊二氏による日比谷野外音楽堂ライブの映像化」を呼びかけ、200%の達成率で実現した。2017年6月、「モメントe.p2」を発表し、ツアーを開催。2018年6月、「モメントe.p.3」を発表し、現在、全国33公演、3度めの直売「モメントツアー」を行なっている。引き続き、「モメント」販売店も募集中。
http://www.clammbon.com/




U-zhaan(ユザーン)
オニンド・チャタルジー、ザキール・フセインの両氏からインドの打楽器「タブラ」を師事。00年よりASA-CHANG&巡礼に加入し、『花』『影の無いヒト』など4枚のアルバムを発表。10年に同ユニットを脱退後、U-zhaan × rei harakamiとして「川越ランデヴー」「ミスターモーニングナイト」等を自らのサイトから配信リリース。14年には坂本龍一、Cornelius、ハナレグミ等をゲストに迎えたソロ名義のアルバム『Tabla Rock Mountain』をリリースした。15年、Ryuichi Sakamoto + U-zhaanとして「Tibetan Dance / Asience」を7inchレコードで発表。16年には映画『マンガをはみ出した男 赤塚不二夫』の音楽をU-zhaan + Shuta Hasunumaで担当し、ボーカルにタモリをフィーチャリングした主題歌が話題となった。
インドからのツイッターでのつぶやきをまとめた書籍『ムンバイなう。』を'10年に出版し、のちに続編『ムンバイなう。2』も刊行されている。
http://u-zhaan.com