去年、日比谷の野音で企画したイベントがありました。 出演は、Salyuさん×小林武史さん、畠山美由紀さん×中島ノブユキさん、とわたし。 『ピアノと謳う。』というタイトルをつけました。 自分たち、というよりは、むしろピアノが主役っていうライブはどうだろう ピアノと歌う人、その関係性、丸ごとひっくるめて、「ピアノ」と謳おう というニュアンスです。 今後も、ピアノ弾きの方、ピアノと歌う方とご一緒するライブ、 続けてみたいなと思ってて、そのことと、 寺尾紗穂さんの著書「南洋と私」を読み始めたこと、 そして、舞台「cocoon」で再会したことが重なって、 ふと寺尾さんとキチムでライブしたいな、と思い、 ご連絡させてもらいました。 共演は、熊本のレストラン以来。 今回は演奏だけじゃなく、二人で少し話してもみたい。 来ていただいた皆さんもお腹減るだろうから、 最近キチムで出してる『そぼろ丼』付きで。 さて、どんな日になるんだろーー 右上の写真は、 初対面の日の二人。 彼女の声は、 肌寒くなっていく季節に よく似合う。 原田郁子 ♦ 「ご 本(近刊の「南洋と私」)について話しながらライブも交えたイベントをしませんか」 郁子さんからそんなお誘いを頂いたのは 郁子さんが音楽を手がける演劇、ひめゆりの少女たちを描いた「コクーン」の最終公演を見に行った直後だったと思います。 大切な人や場所、音楽、様々なものが絡み合って郁子さんとのつながりが生まれましたが 今から考えると不思議にも思えるつながりのあれこれを 郁子さんと一緒に振り返ることができそうで、楽しみにしています。 寺尾紗穂 出演 原田郁子(vo.pf)、寺尾紗穂(vo.pf) 日時 10月11日(日) 開場 19:00 開始 20:00 前売り 4,300円(フード・1ドリンク付き) *銀行振込み *定員に達したため、当日券の発売はございません ご予約方法 「お名前(ふりがな)、携帯番号、イベント名、人数(3名様まで)、お連れ様のお名前」を添えて、メールにて下記アドレスまでお申し込みください。 *キャンセル待ちの受付も終了いたしました。ありがとうございました。 ○メールの受信拒否設定をされている場合、キチムからのメールが届きません。設定の変更をお願いします。 ○1週間経ってもキチムからのメールが届かない場合、再度ご連絡ください。その際、別のアドレスをお持ちの方はあわせてご明記ください。 ○料金は事前振込みとなります。振込みの期限内に確認が取れたところで予約が完了いたしますのでご注意ください。 ○当日は整理番号順の入場となります。整理番号は予約完了メールにてお知らせいたします。 原田郁子 1975年 福岡生まれ。 1995年「クラムボン」を結成。歌と鍵盤を担当。独自のスタンスで精力的に音楽活動をつづける。バンド活動と並行して、さまざまなミュージシャンとレコーディングやライヴで共演。ソロ活動としては、2004年『ピアノ』、2008年『気配と余韻』『ケモノと魔法』『銀河』のアルバムを発表。2010年5月に吉祥寺に多目的スペース「キチム」をオープンさせ、飲食とともにライヴやイベントを行なう場所をつくる。 今年結成20周年をむかえるクラムボンは、5年ぶりとなるアルバム「triology」をリリース。全国ツアーのファイナル11月6日に初の日本武道館公演を行う。 寺尾紗穂 1981年11月7日生まれ。東京出身。 大学時代に結成したバンドThousands Birdies' Legsでボーカル、作詞作曲を務める傍ら、 弾き語りの活動を始める。 2007年ピアノ弾き語りによるアルバム「御身」 が各方面で話題になり, 坂本龍一や大貫妙子らから賛辞が寄せられる。 大林宣彦監督作品「 転校生 さよならあなた」の主題歌を担当した他、 CM、エッセイの分野でも活躍中。 2014年11月公開の安藤桃子監督作品「0.5ミリ」( 安藤サクラ主演)に主題歌を提供。 2010年よりビッグイシューサポートライブ「りんりんふぇす」 を主催。10年続けることを目標に取り組んでいる。 最新作は『 楕円の夢』(P-VINE)。著書に「評伝 川島芳子」(文春新書)「愛し、日々」(天然文庫)、「 原発労働者」(講談社現代新書),近刊に「南洋と私」(リトルモア)がある。 |