カブサッキ と パンダ と あそぼ!

~ 一人とか二人とか全員とか、音とか絵とかアルゼンチンワインとか ~


Fernando Kabusacki (フェルナンド・カブサッキ) は、
2008年につくったソロアルバム『ケモノと魔法』に入っている「あいのこども」という曲に、ギターで参加してくれています。
時空を超えたところから聴こえてくるような、自分の内側で聴こえていたような、音。その、気配。

2014年、渋谷WWWにて、
カブサッキと、" Deerhoof " のドラマー Greg Saunier (グレッグ・ソーニア) とわたしの3人で、
「一時間あげるから好きなことをしていいよ」と時間をもらって、即興ライブをした。
ことばじゃない、音の気配で、いろんな話をした。

思慮深く、優しさと狂気がない交ぜになったカブサッキの音は、やっぱり。
時空を超えたところから聴こえてくるようだった。

その日、ライブを観に来ていたテニスコーツの二人が
カブサッキと出会い、数日後、一緒にセッションをした。
きっと、ことばじゃない、音の気配で、いろんな話をしたんだろう。

今年に入って、バイオリンの勝井さんから連絡をもらった。
「カブサッキ がまた日本に来るよ」

関西~北海道~関東、とブッキング中だと言う。
なにか、あたらしいこと、できないかな。

日程を調整して、調整して。
各地で様々な方とセッションを繰り広げたカブサッキが、
キチムに来てくれることになった。ギターを持って。

メンバーは、カブサッキ、テニスコーツのさやさん、植野さん、パンダと、わたし。
タイトルにあるとおり、
ソロだったり、デュオだったり、全員だったり、いろいろ。

去年キチムで絵の展示をしてくれた、植野さんが、
その場でドローイングをしてくれることになった。

今、わかっていることは、それだけ。

音の、絵の、ワインの、気配の、空間?!?
長くなっちゃったけど。これがこのライブのいきさつです。
その日限りの、なんだかわからないものが、生まれるといいなと思う。

ぜひぜひ。遊びにいらしてください。

原田郁子(クラムボン)


 ■


カブサッキさん、郁子さんのライブを観に行って出会い、もうその次に会った時は、勝井さんと私たちも一緒に演奏してた!
その時、パンダも連れていったら、カブサッキさんすごく気に入って、「ホーウ」って静かな感嘆をもらしていました。
再会が楽しみ、パンダも。

さや(テニスコーツ)





出演 フェルナンド・カブサッキ(G)
原田郁子(vo.pf…)
テニスコーツ:さや(vo.key…)・植野隆司(G.vo.drawing…)
パンダ(chorus)

日時 4月22日(金)
開場 18:30
開演 19:30

予約 3,500円(+1drink)
当日 4,000円(+1drink)

*アルゼンチンワインに合うつまみをご用意します。
 メニューは、「アルゼンチンダンゴ」「豆とキヌアの南米の赤いスープ」
 「ドゥルセ・デ・レチェ(ミルクジャム)のサンドイッチ」
 音楽といっしょにお楽しみください!


ご予約方法
<店頭予約> カフェ&ショップ営業時(ラストオーダーの時間まで)、店頭にて販売しております。 *終了しました
(イベント時には早じまいとなりますので、営業時間をご確認の上お越しください)
店頭チケット特典:優先入場(メール予約の方より先にご入場頂けます)

<メール予約> 件名を「4/22予約」とし、「お名前(ふりがな)、携帯番号、イベント名、人数(3名様まで)、お連れ様のお名前」を添えて、メールにて下記アドレスまでお申し込みください。
<ご予約の受付は終了いたしました。ありがとうございました>
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○当日は整理番号順の入場となります。 整理番号は予約完了メールにてお知らせいたします。
○直前のキャンセルはご遠慮ください。


Kabusacki Japan tour April 2016






フェルナンド・カブサッキ
|Fernando Kabusacki
(1965年 - )

1965年、アルゼンチン・ロサリオ生まれ。5歳の時に手にした2弦ギターをきっかけにギターを始める。
10代でパンクと出会い、バンドを結成。
1988年に渡英し、キング・クリムゾンのロバート・フリップ創設のワークショップへの参加。リーグ・オブ・クラフティ・ギタリスツ(LCG)の一員としてフリップの世界ツアーにも度々帯同した。
1991年より、ブエノスアイレスのフィルム・アーカイヴと共同で、無声映画のサウンドトラックを即興演奏する不定形のプロジェクト、ナショナル・フィルム・チェンバー・オーケストラを立ち上げる。
1992年、LCGの主要メンバーのエルナン・ヌニェスとスティーヴ・ボールとともに、ベルリンでロス・ガウチョス・アレマネス(以下LGA)を結成。断続的に活動を継続している。LGA以外でも活発に活動。
1995年からフォルクローレ・シンガー、リリアナ・エレーロのバンドでギタリストを務める。
1998年には初のソロ・アルバム『Houses I』を発表。この頃からアレハンドロ・フラノフ、ファナ・モリーナ、モノ・フォンタナらと頻繁に共演を重ね、お互いの作品に参加するようになる。
2002年には、ファナ・モリーナのサポート・ギターとして初来日も果たした。関連作品も次々に紹介され、「アルゼンチン音響派」の最重要人物として一躍注目を集める。これをきっかけに日本の様々なアーティストとの交流を深め、山本精一や勝井祐二をはじめ、大友良英、原田郁子、バッファロー・ドーター、UAらと積極的にコラボレーション、共演を行なっている。
1998年から2011年の『LUCK』まで、多数のソロ・アルバム、コラボレーション・アルバムを発表。また、長短編映画やアニメーションのための作曲も多数行っている。




原田郁子|Ikuko Harada

1975年福岡生まれ。1995年「クラムボン」を結成。歌と鍵盤を担当。ソロ活動も行っており、2004年に『ピアノ』、2008年に『気配と余韻』『ケモノと魔法』『銀河』のソロアルバムを発表。2010年5月には、妹らと吉祥寺に多目的スペース「キチム」をオープンさせる。昨年で結成20周年を迎えたクラムボンは、メジャーレーベルを離れ、自身のレーベル「トロピカル」よりツアー会場でのみ販売されるミニアルバム『モメントe.p.』を発表した。新曲を生演奏し、可能な会場すべてでサイン会を行う初の完全「手売りツアー」(全国27公演)を開催中。




テニスコーツ|Tenniscoats

さやと植野隆司のバンド。結成20年、コラボレーションを含めたアルバムが20 作を超えた。2015年、『Music Exists Disc1』、『Music Exists Disc2』を主宰するmajikickより連続リリース。制作、販売に至るまでテニスコーツ主体で行うプロジェクトとして現在も続編を進行中。
近年の参加メンバーは池間由布子、堀川賢祐などなど。
植野隆司はソロ作品のリリース、キチムにて初のドローイング展示を行った。




パンダ|panda