標高3,500メートルほどのチベット高原。 電気も水道もガスもないけれど、 ヤク(毛の長い牛)や羊とともに豊かなくらしを営んでいる人びとがいます。 しぼりたてのミルクをたっぷりいれたお茶、 濃厚なヨーグルト、新鮮なバター、そして干しチーズ。 そこにはミルク中心に回っているくらしがあり、 手仕事のひとつひとつに女性たちの知恵が詰まっています。 そんなチベットのくらしを知っていただこうと企画した本展では、 現地に通い続けた研究者ならではの豊富な写真や解説とともに、 バターづくりの桶や家畜追いに使うひもなど日常の道具も展示します。 さらにはヤクや羊の毛織物、ヤクのしっぽのはたきにいたるまで 触ったり匂いをかいだりしていただける展示もご用意しました。 チベットを五感で感じる企画展、ぜひお越しください。 ※本展は2月13日から3月11日に開催した「チベット牧畜民の仕事展」の巡回展です。 主催:東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所、チーズスクール協会 会期 5月10日(水)-21日(日) *15日(月)16日(火)定休日 時間 水 木 金 12時 - L.O.18時 土 日 11時 - L.O.16時 ○カフェのためご入店の際にはご注文をお願いします。 ○ご入店はラストオーダーの時間までとなります。 【展示関連イベント】 ▶ 5月13日(土)14日(日)「ヤクとミルクをめぐる冒険」 |